インボイス設定を「ON」で取引登録をする場合、請求金額と、明細に自動印字する税込合計額にずれが生じるケースは以下の通りです。
消費税明細にも税区分「税別」が入力されている場合
インボイス設定「ON」、税区分「税別」で設定されている場合、
消費税分の取引明細にも「税別」の税区分が入りますと、税別合計額の算出時に、
消費税の金額も含んだ金額となってしまい、結果としてご請求金額より税込合計額が多く計算されてしまいます。
消費税分の取引明細の税区分は、管理画面の場合は「空欄」、CSV登録などの場合は「空欄」または「N00」をご入力ください。
※「税別」の請求書税区分にて運用される場合、消費税相当分の金額は別途加盟店様にて登録が必要となります
消費税明細に入力した消費税と、インボイス設定の「税率ごとに区分した消費税の処理方法」が異なる場合
消費税明細の消費税金額を「切り捨て」で入力し、
インボイス設定の「税率ごとに区分した消費税」の処理方法を「切り上げ」にした場合、請求金額と税込合計額にずれが生じます。
そのため消費税明細に入力する消費税金額の計算方法と、インボイス設定の「税率ごとに区分した消費税の処理方法」は
揃えていただくようお願いいたします。
利用する税区分が「税別」であり、消費税に端数が生じる取引が1つの請求書内に複数ある場合
税区分が「税別」の場合、税別合計額を集計した後に税率を乗じて税込合計金額を算出するため、
取引ごとに消費税明細が存在している場合、請求金額と税込合計金額に差異が生じる可能性がございます。
この場合は、商品明細、消費税明細全ての取引の税区分を「税込」でご登録いただくことで請求金額と税込金額が一致します。
消費税の計算方法については、以下の記事をご確認ください。